森山の視点
黒部の谷から見る21-22シーズンの雪崩の傾向

毎年この時期になると下ノ廊下の登山道整備に入っています。黒部に通い出して9年、残雪が多い年も全くない年も見てきました。 今年は雪が多い 9年通った中でも2番目の雪の多さで例年であれば9月の頭から作業に入るが今年は残雪多く […]

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地球環境
山岳林:風雪を生き抜く

雲霧林/凍裂雪氷学会発表 白馬連峰の山すそ、朝は川霧に覆われています。その川霧は陽が昇るにつれて、山を登り、標高1000m以上を雲で覆います。 標高約1500mの「栂の森」は、ブナとオオシラビソの森林ですが、幹の肌はいつ […]

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森山の視点
槍ヶ岳山荘小屋開け作業#2

雪の少なさも相まって外の除雪作業はほぼほぼ終わりを迎えている。 例年であれば5月末まで細かい除雪は続くので、雪の少なさに加え、雪の柔らかさがどれだけ異常か… 通常であれば、積雪の下層に近づくにつれて厚い氷板が現れ、投雪機 […]

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森山の視点
槍ヶ岳山荘小屋開け作業

例年この時期になると行っているのが槍ヶ岳山荘の小屋開け作業 確か今年で8年目になると記憶している 毎年この時期の恒例行事で自分の中ではお祭りみたいな毎年欠かせないものとなっている その年その年の答え合わせ 槍の小屋開けで […]

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森山の視点
各地で猛威を振るったグライドクラック、全層雪崩への考察

各地で被害をもたらしているグライドクラック、全層雪崩について私なりの考察を書いてみたいと思う。 3月13日の夜の降雨を境に各地で全層雪崩が猛威を振るった。 営業中のスキー場、営業時間外のスキーコース、山など 場所は様々だ […]

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森山の視点
リスクの捉え方

リスクを捉える リスクの捉え方って人それぞれだなと思う。 次の写真を見た時に何を考えますか? ある講習会で上の写真をお見せして話をしていた時に 質問コーナーで「雪崩地形を通過する時に一人ずつ通過しなくて良いのですか?」 […]

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若林の視点
ニセコ:雪崩処理原始時代

ニセコ:雪崩処理原始時代 ■ 1958年北海道大学スキー部山班に入部 最初の 3 年間で 312 日間山に入り、うちニセコで 32 日を過ごした。 ■ 1983年6月、38ページの冊子を農学博士・新田隆三が刊 […]

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森山の視点
大会週間

おむすびオープンに山岳スキー競技日本選手権 大会週間が続いております。 2月23日は八方尾根スキー場、フリーライディングエリア「おむすび」にて 第1回おむすびオープンが開催されました。 そう、あのおむすびにてフリーライド […]

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『白馬雪崩の学び舎』

この12月から『白馬雪崩の学び舎』という地域の雪崩に特化した話し合いの場 勉強の場を作りたくて立ち上げました。 学び舎への意気込みはこちらから↓ https://forestmountain.blog/manabiya/ […]

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地球環境
凍裂:亜高山帯森林を繁栄させた壮絶な自己犠牲

氷を用いて自分の体を噛み砕き、飢えた子孫に与え続ける。 2016年9月、凍裂について日本雪氷学会でオリジナルな論文を発表した。 スライド22枚のpdfに、持論を展開した。 凍裂雪氷学会発表pdf 母校北海道大学農学部、木 […]

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