熱い夏にAIとこれから

お久しぶりのブログになってしまったので近状のご報告と最近の変化について書いていきたいと思います。

色んな意味で熱い

いやぁ〜、熱いですね本当に色んな意味で
夏は農業に従事しているので、体感だけではなく、野菜を通して自然の変化を目の当たりにする日々を送っております。

今年の暑さ、イカれっぷりは半端ないですね(もう異常というのは辞めた多分これが通常なので)空梅雨に始まり、雨が降らないことで稲が枯れ始める場所が出てきたり、かと思えば、8月に入って災害級の雨が立て続いたり、何だかもう常識とか例年とか経験則的なものが本当に役に立たなくなってきていますね。

上記の写真は安曇野市のアメダスの平均気温をグラフ化したものです。

平年差で比べたら2℃高くなっていて、年々気温が上がっているのが目に見えて分かるかと思います。
グラフって比較しやすくていいですよね。

確か何年か前に現在気温より、気温が1.5℃か2℃気温上昇したら取り返しの付かない壊滅な状況になるって散々言われてきませんでしたっけ?

あの論はどうなったんですかね?安曇野で2℃の気温上昇しちゃってるので、他にももっと気温上昇している地域もあると思うんですよね。

地球ってもう終わっちゃったんでしたっけ?

こういうのって誰も振り返らないよね笑
あれだけ世間を振り回したのに、ヨーロッパだってEVが衰退傾向みたいじゃないですか、今はHVが一番だと言われていますよね。

と思えば、トヨタが2027年に固体バッテリーの実用化ニュースが流れたり、液体水素自動車が24時間耐久レース完走のニュースが流れたり、日本の自動車業界、産業のためにも世界に先駆けて頑張って欲しいと思います。

AIの進化

実は上記のグラフはAIに作らせたんですよね。

今まであれば、気象庁の過去データにアクセスして、CSVで情報を抜いて、自分でグラフ化して比較するという時間のかかることをやっていたのですが…

今はClaudeに「安曇野市の平均気温を5月〜8月の5年分調べてグラフ化してください、グラフは同じところに重ねて表示して気温変化の傾向も示してくださ」

って指示を出したらものの4分で調べ上げて、上記のグラフを出してきた。

もう衝撃ですよ。

これをみた時に冗談抜きに興奮して鼻血を吹き出しそうになりました。
だって、去年まではこれ出来なかったんですよ。
データを調べてくることは出来てもこんな綺麗なグラフ化までは出来なかった。物凄い進化ですよ。

そしてこの事からいかに電子でデータを残していくのかが重要かがわかりますね。

もう一つAIの話で言うと
最近のAIってコードが書けるようになったのでホームページを自作できるようになっちゃったんですよ!

その名も「バイブコーディング」こういう感じのサイトが欲しいんだけどって自然言語でAIと対話していくとHPが作れちゃう

そして作ったのがこれ”雪崩データベース”
http://avalanche-data-base.online

雪崩データベースとは「日本全国の雪崩発生データを投稿・検索・共有できるプラットフォーム」になります。

いやぁ〜もう半端ないですよ。
コード扱えないと制作できなかったHPを自分が思うがままに創れる時代が来たんですよ!!

もうめっちゃ、興奮しています。
だってこれ、一度エンジニアの方に見積もりを取ったことがあるのですが
1000万って言われたんですよ。
それをコードも専門用語も知らないど素人が1週間かからずに作っている。

しかもサーバーの契約費やAI使用料を入れても10万円かからずに制作している。

やばくないですか?

1000万の仕事を10万かからずに1週間ですよ!?
しかもエンジニアに頼んでいたとしたら、1から作るから工数が多くなるし、必ずしも自分が望んだものが出来上がるとは限らない
1つ出来上がったものをベースに変更を加えていくことになる

そうなると時間もお金もかかる

それがAIを使えば自分の頭の中で思い描いたことを具現化できるようになった。(UIはまだまだの部分はあるよ、でもそんなのは時間の問題でしょ)

2月に一般社団法人アルプス雪崩研究所を立ち上げまして
法人のHPを作らないといけないなと春になり、ワードプレスを立ち上げて四苦八苦していたのですが、上記のAIの進化があったので途中まで作成していたワードプレスを辞めて、「バイブコーディング」に変更しました。

もうねぇ、これがすっごい楽なんですよ。
法人HPなんて凝ったものじゃなければ1日あれば楽勝で作れますね(AIのトークン制限数にぶち当たらなければ)

だって「あそこに写真を配置して」とか「スタッフ紹介ページを作って」とか「プライバシーポリシー」を作成してって言ったらサクサクやってくれちゃう。

あぁもうこれWordPressいらんわってなりました。

WordPressのダッシュボードとか訳わかんないじゃないですか…
テンプレートが決まっていて、好き勝手いじれないし(そもそもいじれんけど)

それが”バイブコーディング”だと自由にいじることができる。

http://alpsnadare.com

これが法人のHPです。

まだ作り込みが終わっておらず、随時アップデートしていくので法人を立ち上げた発表はHPが完成したら行いたいと思います。

今はこれAIが作ったんだと言う目で見てもらえたら幸いです。

私に出来たんだから、あなたにも出来ますよ。

参考にしたいHPがあればURL貼り付けて、こういう構成のHPを作ってと言ったらAIが動き出してくれますよ(ちなみに有料じゃないと無理、自分はClaude codeを使用しています。無料でやるならGoogleのgemini CLIもいいと思いますが、Claudeの方がコーディングの性能が高いです。)
あと気になるのはAWS のKIROですね。こちらは待機リストに入ったまままだ招待が届いていないのでどれほどの性能があるのか楽しみでしょうがない

AIの変化もまた熱いわけですよ。特に自分みたいに出来ない人間にとっては色々とチャンスが到来してきているなと実感しています。

A Iや自然変化に伴う未来予測

2025年は本当に激動の年だなと思います。
暖冬に始まり(雪は降ったが雪は暖かかった)
春は低温で(私の住んでいる地域、安曇野周辺は)
空梅雨からの高温

そしてAIの進化、AGIの前段階と言われているGPT-5もリリースされたわけですし。

SNSには投稿していて、こちらにはあまり書いたことが無かったような気がするのですが

昨年くらいから国境は無くなったなと感じています。
その理由は、AIなどの進化などにより、データは吸い上げられ
360°カメラで死角はなくなり行動は筒抜け、上空には衛星が張り巡らされて空から監視され、通信が届かない場所は無くなった。

気候は変わり、テクノロジーは完全に変化した。

人もボーダーが無くなり、多様性という単一化が図られているように感じる。
自然や環境の変化に合わせて人もまた変化を求められる現代。

昨年、1年だけで90万人の日本人が居なくなった。これがどれくらいの規模かというと、山梨県の総人口が約80万人なので、山梨県民全員以上の日本人が1年で居なくなったということになる。

この辺りのデータは厚生労働省が発表している人口動態統計を見ていただくと詳しく記されています。興味のある方は一度調べてみてください。

2024年の出生数は68万人と言われ、35万人の移民が日本に入ってきたと言われている。

つまり、日本人の自然減が約90万人で、新しく生まれる日本人が68万人。この数字が何を意味するのか…

このペースで日本人の人口が減少して、移民が増えると100数年後には純血の日本人は居なくなると言われている。
人口が減少して、担い手が居なくなっていく中で自分たちの世代はどう生きていくべきなのだろうか?

これまで当たり前だと思ってきたもの全てが揺らいでいる。農業をやっていて肌で感じるのは、おじいちゃんおばあちゃんから受け継いできた知恵が通用しなくなってきているということ。でもそれと同時に、AIという新しい道具によって、これまで不可能だったことが可能になってきている。

人は変わり、環境は変わり、技術も変わる。

でも変わらないものもある。雪崩と向き合い続けてきた自分が学んだのは、自然はいつの時代も変化の中で一定の法則を持っているということ。表面は変わっても、根っこの部分には普遍的なものがある。

大切なのは変化を恐れることじゃなくて、変化の中にある本質を見極める目を養い続けることなんじゃないかと思う。AIに頼り切るのでもなく、古い常識に固執するのでもなく、両方を使いこなしながら、自分なりの羅針盤を持ち続けること。

若林先生がよく言っていた「雪崩の声を聞く」というのも、結局は変化を読み取り、本質を掴む力のことだったんだと今になって思う。

激動の時代だからこそ、丁寧に観察し、仮説を立て、検証を重ねる。そんな当たり前のことを当たり前にやり続けていきたい。

きっとそれが、この混沌とした時代を生き抜く唯一の方法なんだろうと、畑で汗を流しながら考えている今日この頃である。

 

 

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